* [myself] 「博士の愛した数式」を読んだ
ちょっとした出来事のあった昨晩から今日の深夜にかけて、
数学者が描かれた小川洋子さんの小説 (映画化されて現在公開中) を読んだ。
本のいたるところに散りばめられている数学の美しさを表現したセリフが、
努力不足かつ能力不足で数学を諦めた僕をいつの間にか虜にしていた。
80 分という時間の設定や中心人物が数学者である必要性、
終盤のスタスタと味気なく進む様など、
疑問を抱かせる点は確かにあるけど、それほど気にならなかったかな。
この手の本を読んだのは久々だったこともあって、楽しかった。
* [myself] 「ハッカーと画家」を読んだ
出張の際の移動時間とかを利用してちょこちょこ読んでいた。
「うん、そうだよね」や「まあ、そういう考え方もあるよね」といった内容ばかりで、
個人的には本当の意味で目新しいものは無かったように感じた。
でも、頭の中でモヤモヤと考えられていたものがある程度明確になった、
そういった意味では読んで良かったと思う。
ちなみにハッカーでない、それどころか単に優秀でない僕みたいな人間でも、
この本に書かれている“ハッカーが求めているもの”を欲している点が興味深い。
そう思った。