Julius 4.2
マクロ定義 | 関数
libjulius/src/hmm_check.c

トライフォンの辞書上での整合性チェック [詳細]

#include <julius/julius.h>

ソースコードを見る。

マクロ定義

#define PHSTEP   10
 Malloc step for phoneme conversion.

関数

static HMM_Logical ** new_str2phseq (char *str, HTK_HMM_INFO *hmminfo, int *len_ret)
 音素列からHMM列への変換を行ない,結果を表示する.
static boolean test_expand_triphone (HTK_HMM_INFO *hmminfo)
 標準入力から1行を音素列表記として読み込み,トライフォンへの変換チェックを 行なう.
void hmm_check (RecogProcess *r)
 コマンドライン上でトライフォンのチェックを行なうモード ("-check triphone").

説明

トライフォンの辞書上での整合性チェック

作者:
Akinobu LEE
日付:
Thu Mar 17 20:50:07 2005
Revision:
1.3

hmm_check.c で定義されています。


関数

static HMM_Logical** new_str2phseq ( char *  str,
HTK_HMM_INFO hmminfo,
int *  len_ret 
) [static]

音素列からHMM列への変換を行ない,結果を表示する.

このルーチンは,Julius/Julian に与えられた音響モデルと HMMList ファイルにおいて,音素列からHMM列への変換をテストする ための関数である.

空白で区切られた音素列の文字列に対して,トライフォンモデル使用時には コンテキストが考慮され,最終的に対応する HMM 列へ変換される. その後,変換した結果を,

  • 音素列から導かれる本来の適用すべきモデル名
  • 上記を HMMList にしたがって変換した論理 HMM
  • 実際に計算で用いられる物理HMM名または pseudo HMM 名 の順に出力する.

なお,文字列中に "|" を含めることで,そこを単語区切りとして扱い, トライフォンにおいて単語間の展開を考慮することができる.

引数:
str[i/o] 空白で区切られた音素列の文字列
hmminfo[in] HMM定義構造体
len_ret[out] 返り値の論理 HMM の要素数
戻り値:
新たにメモリ割り付けられた変換後の論理HMMのポインタ列

hmm_check.c81 行で定義されています。

参照元 test_expand_triphone().

static boolean test_expand_triphone ( HTK_HMM_INFO hmminfo) [static]

標準入力から1行を音素列表記として読み込み,トライフォンへの変換チェックを 行なう.

引数:
hmminfo[in] HMM定義構造体

hmm_check.c260 行で定義されています。

参照元 hmm_check().

void hmm_check ( RecogProcess r)

コマンドライン上でトライフォンのチェックを行なうモード ("-check triphone").

引数:
r[in] 認識処理インスタンス

hmm_check.c303 行で定義されています。

参照元 j_launch_recognition_instance().

関数の呼び出しグラフ:

呼出しグラフ: