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4. 例

Sieve を熟知していないなら、この章にほんの少しだけあるコードの断片を利用 すれば良いでしょう。Sieve 言語でゼロから規則を書くことがもっと快適に感じ られるようになるまでは、それらをカット&ペーストして好きなように変更して ください。

以下の完全な Sieve スクリプトは、合致する ‘Sender:’ ヘッダーを持つ すべてのメッセージを、指定されたメールボックスに格納します。多くのメーリ ングリストがこの形式を使っています。最初の行は Sieve サーバーが確実 に fileinto コマンドを理解できるようにするためのものです。

 
require "fileinto";

if address "sender" "owner-w3-beta@xemacs.org" {
        fileinto "INBOX.w3-beta";
}

少数のメーリングリストは ‘Sender:’ ヘッダーを使いませんが、ある別の ヘッダーに独特の識別子があります。以下のスクリプトは完全ではなく、すで に fileinto が読み込まれていることを仮定しています。

 
if header :contains "Delivered-To" "auc-tex@sunsite.dk" {
        fileinto "INBOX.auc-tex";
}

最後は、どんな独特の識別子も持っていない絶望的なメーリングリストのために、 ‘To:’ と ‘Cc’ ヘッダーにおける合致を強いられる例です。前のもの と同様に、この断片は fileinto が読み込まれていることを仮定してい ます。

 
if address ["to", "cc"] "kerberos@mit.edu" {
        fileinto "INBOX.kerberos";
}

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This document was generated by Yasutaka SHINDOH on May 11, 2011 using texi2html 1.82.