Julius 4.2
マクロ定義 | 関数
plugin/generic_callback.c

コールバックを使うプラグインのサンプル [詳細]

#include <julius/juliuslib.h>

ソースコードを見る。

マクロ定義

#define PLUGIN_TITLE   "An example plugin using callback"
 Required for a file.

関数

int initialize ()
 読み込み時の初期化(任意)
int get_plugin_info (int opcode, char *buf, int buflen)
 プラグイン情報取得(必須)
static void status_recready (Recog *recog, void *dummy)
 RECREADY を出力するコールバック用関数(サンプル)
int startup (void *data)
 認識エンジン起動完了時に呼び出されるプラグイン関数

説明

コールバックを使うプラグインのサンプル

作者:
Akinobu Lee
日付:
Wed Aug 13 23:50:27 2008
Revision:
1.1

generic_callback.c で定義されています。


マクロ定義

#define PLUGIN_TITLE   "An example plugin using callback"

Required for a file.

Optional for a file

  • engine_startup()

generic_callback.c38 行で定義されています。

参照元 get_plugin_info().


関数

int initialize ( )

読み込み時の初期化(任意)

起動時,Julius がこのプラグインを読み込む際に最初に呼ばれる. -1 を返すと,このプラグイン全体が読み込まれなくなる. 実行可能性のチェックに使える.

戻り値:
0 on success, -1 on failure.

generic_callback.c63 行で定義されています。

int get_plugin_info ( int  opcode,
char *  buf,
int  buflen 
)

プラグイン情報取得(必須)

このプラグインに関する情報を返す.与えられた opcode によって動作する.

  • 0 の場合,このプラグインファイルの名称を与えられたバッファに格納する

この関数は,Julius がこのプラグインを読み込んだ直後に呼ばれる.

引数:
opcode[in] 要求動作コード (現在 0 のみ実装)
buf[out] 値を格納するバッファ
buflen[in] buf の最大長
戻り値:
エラー時 -1, 成功時 0 を返す.エラーとして -1 を返した場合, このプラグイン全体は読み込まれない.

generic_callback.c105 行で定義されています。

static void status_recready ( Recog recog,
void *  dummy 
) [static]

RECREADY を出力するコールバック用関数(サンプル)

引数:
recog[in] エンジンインスタンス
dummy[in] コールバック引数(ダミー)

generic_callback.c133 行で定義されています。

参照元 startup().

int startup ( void *  data)

認識エンジン起動完了時に呼び出されるプラグイン関数

この名前の関数が定義された場合,その関数は,Julius が全ての初期化を 完了して起動プロセスを終えた直後,実際に音声入力を開いて認識が始ま る前に呼ばれます.

ここでは,この関数を使って,上記の関数 status_recready() を CALLBACK_EVENT_SPEECH_READY コールバックとして登録しています. このコールバックは Julius が入力ストリームからの次の音声入力待ち 状態になったときに呼ばれます.

引数:
data[in] データへのポインタ.実体はエンジンインスタンスへの ポインタが渡される.
戻り値:
成功時 0 ,エラー時 -1 を返す.エラーの場合 Julius は異常終了する.

generic_callback.c175 行で定義されています。