Julius 4.2
マクロ定義 | 関数
plugin/audio_postprocess.c

オーディオ入力の後処理プラグインのサンプル [詳細]

#include <stdio.h>
#include <string.h>
#include "plugin_defs.h"

ソースコードを見る。

マクロ定義

#define PLUGIN_TITLE   "audio postprocess plugin for Julius"
 Required for a file.

関数

int initialize ()
 読み込み時の初期化(任意)
int get_plugin_info (int opcode, char *buf, int buflen)
 プラグイン情報取得(必須)
void adin_postprocess (SP16 *buf, int len)
 音声入力に対する後処理

説明

オーディオ入力の後処理プラグインのサンプル

作者:
Akinobu Lee
日付:
Sun Aug 10 15:12:50 2008
Revision:
1.1

audio_postprocess.c で定義されています。


マクロ定義

#define PLUGIN_TITLE   "audio postprocess plugin for Julius"

Required for a file.

Optional for a file

Required:

audio_postprocess.c41 行で定義されています。

参照元 get_plugin_info().


関数

int initialize ( )

読み込み時の初期化(任意)

起動時,Julius がこのプラグインを読み込む際に最初に呼ばれる. -1 を返すと,このプラグイン全体が読み込まれなくなる. 実行可能性のチェックに使える.

戻り値:
0 on success, -1 on failure.

audio_postprocess.c66 行で定義されています。

int get_plugin_info ( int  opcode,
char *  buf,
int  buflen 
)

プラグイン情報取得(必須)

このプラグインに関する情報を返す.与えられた opcode によって動作する.

  • 0 の場合,このプラグインファイルの名称を与えられたバッファに格納する

この関数は,Julius がこのプラグインを読み込んだ直後に呼ばれる.

引数:
opcode[in] 要求動作コード (現在 0 のみ実装)
buf[out] 値を格納するバッファ
buflen[in] buf の最大長
戻り値:
エラー時 -1, 成功時 0 を返す.エラーとして -1 を返した場合, このプラグイン全体は読み込まれない.

audio_postprocess.c108 行で定義されています。

void adin_postprocess ( SP16 buf,
int  len 
)

音声入力に対する後処理

この関数が定義された場合,Julius は入力された音声データに対して,特 徴量抽出を行う前にこの関数を呼び出す.buf には len の長さの音 声入力データ断片が入っている.この関数は,入力が進むたびにその短い 断片ごとに繰り返し呼ばれる.

この関数を使って入力音声データをモニタできるほかに,バッファ上の データを直接書き換えることもできる.音声認識はこの関数が終わったあとの データに対して行われるので,例えば雑音抑圧処理などをここで行う ことも可能である.

複数のプラグインでこの関数が指定されている場合,それらは読み込み順に 実行される.

引数:
buf[i/o] 音声入力データ断片の入ったバッファ
len[in] buf の長さ(サンプル数)

audio_postprocess.c163 行で定義されています。