Julius 4.2
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オーディオ入力の後処理プラグインのサンプル [詳細]
マクロ定義 | |
#define | PLUGIN_TITLE "audio postprocess plugin for Julius" |
Required for a file. | |
関数 | |
int | initialize () |
読み込み時の初期化(任意) | |
int | get_plugin_info (int opcode, char *buf, int buflen) |
プラグイン情報取得(必須) | |
void | adin_postprocess (SP16 *buf, int len) |
音声入力に対する後処理 |
#define PLUGIN_TITLE "audio postprocess plugin for Julius" |
Required for a file.
Optional for a file
Required:
audio_postprocess.c の 41 行で定義されています。
参照元 get_plugin_info().
int initialize | ( | ) |
読み込み時の初期化(任意)
起動時,Julius がこのプラグインを読み込む際に最初に呼ばれる. -1 を返すと,このプラグイン全体が読み込まれなくなる. 実行可能性のチェックに使える.
audio_postprocess.c の 66 行で定義されています。
int get_plugin_info | ( | int | opcode, |
char * | buf, | ||
int | buflen | ||
) |
プラグイン情報取得(必須)
このプラグインに関する情報を返す.与えられた opcode によって動作する.
この関数は,Julius がこのプラグインを読み込んだ直後に呼ばれる.
opcode | [in] 要求動作コード (現在 0 のみ実装) |
buf | [out] 値を格納するバッファ |
buflen | [in] buf の最大長 |
audio_postprocess.c の 108 行で定義されています。
void adin_postprocess | ( | SP16 * | buf, |
int | len | ||
) |
音声入力に対する後処理
この関数が定義された場合,Julius は入力された音声データに対して,特 徴量抽出を行う前にこの関数を呼び出す.buf には len の長さの音 声入力データ断片が入っている.この関数は,入力が進むたびにその短い 断片ごとに繰り返し呼ばれる.
この関数を使って入力音声データをモニタできるほかに,バッファ上の データを直接書き換えることもできる.音声認識はこの関数が終わったあとの データに対して行われるので,例えば雑音抑圧処理などをここで行う ことも可能である.
複数のプラグインでこの関数が指定されている場合,それらは読み込み順に 実行される.
buf | [i/o] 音声入力データ断片の入ったバッファ |
len | [in] buf の長さ(サンプル数) |
audio_postprocess.c の 163 行で定義されています。