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スクリプトファイルが与えられなかった場合、
gosh
はインタラクティブなread-eval-printループに入ります。
インタプリタを終了するには、EOF文字(Unix端末では通常Control-D)をタイプするか、
(exit)
を評価します。
インタラクティブセッションでは、gosh
は
gauche.interactive
モジュールをロードします
(gauche.interactive
- インタラクティブセッション参照)。
このモジュールはまた、ユーザーのホームディレクトリに‘.gaucherc’という
ファイルがあればをれをロードします。
インタラクティブデバッグに便利な設定をそこに書いておくことができます。
(Gauche release 0.7.3から、‘.gaucherc’はgoshがスクリプトモードで
起動された時は読まれなくなりました。)
gosh
をEmacs内部で走らせることをお勧めします。
EmacsはSchemeサブプロセスを操作するための豊富な機能を持っています。
次の行を‘.emacs’に加えておくと、<M-x run-scheme> で
Emacsのバッファ内でgosh
が走ります。
(setq scheme-program-name "gosh -i") |
対話環境でマルチバイト文字を使う場合は、端末の文字エンコーディングをgosh
の
内部エンコーディングと合わせるようにして下さい。
今のところ、gosh
は行編集やコマンドヒストリなどの便利な機能を
備えていません。将来はこのへんも充実してゆくでしょう。
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