WEBrick::Log

webrick.rb

クラスメソッド

Log.new(log_file=nil, level=nil)

Log オブジェクトを生成する。log_file はメソッド << が定義されたオブジェクト。 普通は String オブジェクトか IO オブジェクト。

level には Log オブジェクトのログレベルを定数で指定する。 このログレベルと同じか より重要なレベルの data を Log オブジェクトは記録する。

デフォルトではログレベル INFO が設定される。 ログレベルは FATAL, ERROR, WARN, INFO, DEBUG の5段階。定数として 以下のように定義されている。小さい方が重要度が大きい。

FATAL, ERROR, WARN, INFO, DEBUG = 1, 2, 3, 4, 5

メソッド

<<(data)

data をログレベル INFO でログに記録する。

close

Log オブジェクトを閉じる。

fatal(data)
error(data)
warn(data)
info(data)
debug(data)

該当するログレベルで log(level, data)を呼ぶ。

fatal?
error?
warn?
info?
debug?

Log オブジェクトが log(level,data) を呼んだ時に 該当するログレベルの data を記録するなら true を返す。

level

ログレベルを返す。

level=

ログレベルを指定する。

log(level, data)

data をログに記録する。level は data のログレベル。 data のログレベルが Log オブジェクトのログレベルと同じか、より重要な時 data はログに記録される。

time_format
time_format=

時間を記録するフォーマットを文字列で指定する。 Time#strftime を参照。



rubyist ML