PP

super class

PrettyPrint

class methods

PP.pp(obj[, out[, width]])

objout に幅 width で pretty print します。

out を省略した場合は、$> が指定されたものとみなされます。 width を省略した場合は、79 が指定されたものとみなされます。

PP.pp は out を返します。

PP.sharing_detection

共有検出フラグを boolean すなわち true か false で返します。 デフォルトは false です。

PP.sharing_detection = boolean_value

共有検出フラグを設定します。

methods

pp(obj)

Object#pretty_print や Object#pretty_print_cycle を使って、 obj を pretty print バッファに追加します。

obj がすでに出力されていたときには Object#pretty_print_cycle が使われます。これはオブジェクトの参照の連鎖がループしていることを 意味します。

object_group(obj) { ... }

以下と等価な働きをするもので簡便のために用意されています。

group(1, '#<' + obj.class.name, '>') { ... }
comma_breakable

以下と等価な働きをするもので簡便のために用意されています。

text ','
breakable

Object

pretty_print(pp)

一般のオブジェクトのためのデフォルトの pretty print メソッドです。 このメソッドはインスタンス変数を列挙するために pretty_print_instance_variables を呼びます。

カスタマイズ(再定義)された inspectself が持つ場合、 self.inspect の結果が使われますが、これは改行のヒントを持ちません。

もっともよく使われるいくつかの組み込みクラスについて、 PP モジュールはあらかじめ定義された pretty_print() メソッドを 簡便のために提供しています。

pretty_print_cycle(pp)

一般のオブジェクトがサイクルの一部であることが検出されたときのための デフォルトの pretty print メソッドです。

pretty_print_instance_variables

ソートされたインスタンス変数の名前の配列を返します。

このメソッドはインスタンス変数の名前をシンボルか文字列として要素に持つ 配列を返さなければなりません。 [:@a, :@b].



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