OpenSSL::PKey::DH

Diffie-Hellman 暗号クラス

スーパークラス:

DH.generate(size, generator=2): Diffie-Hellman 鍵交換の最初のステップである秘密鍵と公開鍵の生成を行ないDH オブジェクトを返す。size は安全な素数のサイズ。単位はビット。generator は1より大きい小さな数で、大抵は2か5。
DH.new(size, generator=2): DH.generate(size, generator) と同じ。
DH.new(str)
DH.new(io)
DH.new(): DH オブジェクトを生成する。

compute_key(num)
compute_key(str)
compute_key(bn): Diffie-Hellman 鍵交換の第2ステップ。共有暗号鍵を自分の秘密鍵と相手の公開鍵(num, str, bn)から計算して文字列として返す。これで鍵交換は完了する。
public?: 公開鍵を持っているかどうか判定する。
private?: 秘密鍵を持っているかどうか判定する。
to_text: 人間が読める形式に変換する。
export()
to_pem()
to_s(): 鍵ペアを PEM 形式で出力する。
to_der: DER 形式に変換する。
public_key: 公開鍵を複製して DH オブジェクトとして返す。
params_ok?: パラメータ p と g が安全かどうかを判定する。
generate_key!: 新たに公開鍵と秘密鍵を生成しなおす。
params: パラメータの入った Hash オブジェクトを返す。
sign(digest, data)
verify(digest, sign, data): OpenSSL::PKey::PKey で定義された sign と verify を呼び出すことができるが、 Diffie-Hellman 暗号の性質から、呼び出しても全て PKeyError になる。
p
g
pub_key
pub_key=
priv_key
priv_key=