Net::HTTPResponse

net/http.rb

HTTP レスポンスのクラスです。 引数がヘッダフィールド名である場合、大文字小文字を区別しません。

メソッド

self[ key ]

key ヘッダフィールド(文字列)を返します。 たとえばキー 'content-length' に対しては '2048' のような 文字列が得られます。key は大文字小文字を区別しません。

self[ key ] = val

key ヘッダフィールドを value に設定します。 key は大文字小文字を区別しません。

body

エンティティボディです。read_body を呼んでいればその引数 dest、 呼んでいなければエンティティボディを文字列として読みこんで返します。

canonical_each {|name,value| .... }

ヘッダフィールドの正式名とその値のペアに対して繰り返します。

code

HTTP のリザルトコードです。例えば '302' などです。

each {|name,value| .... }

すべてのヘッダフィールド名とその値のペアに対するくりかえし。

key?( key )

key というヘッダフィールドがあれば真。 key は大文字小文字を区別しません。

http_version

サーバがサポートしている HTTP のバージョンを文字列で返す。

message

HTTP サーバがリザルトコードに付加して返すメッセージです。 例えば 'Not Found' などです。

read_body( dest = '' )

エンティティボディを取得し dest に << メソッドを使って書きこみます。 同じ HTTPResponse オブジェクトに対して二回以上呼ばれた場合、 二回目からはなにもせずに一回目の戻り値をそのまま返します。

read_body {|str| .... }

エンティティボディを少しづつ取得して順次ブロックに与えます。



rubyist ML