BeOS

BeOS では現状ソケットとスレッドが動かないが、それ以外の機能は問題なく使える。(ファイルディスクリプタとソケットディスクリプタの統合がされていないため。BONE というネットワークスタックの導入で解消されるはずだったが、Be 社が倒産してしまい、現在にいたる。Yellow TAB の出した Zeta だと動くんだろうか?あまり評判がよくないようだが)

ruby1.8.3 のビルドの仕方(--prefix を使用しない場合)

追記:1.8.3に含まれるparse.cはbison2.xで作られており、これを使ってmakeするとSEGVするらしい。CVS から checkout した場合は問題ないが、配布ソースからビルドする人は、まずparse.cを削除することをお勧めする。

autoconf が必要な場合(cvs から checkout した場合)

ruby_1_8 でも autoconf 2.58 以上が必要ということになっている(実は configure.in 最初の AC_PREREQ(2.58) を AC_PREREQ(2.50) に書き換えれば autoconf 2.50 でも動いてしまうのだが)

autoconf 2.50 は修正なしに BeOS でも動くが、autoconf 2.59 では flock 周りに問題があるらしく 修正が必要となる。

  1. GNUのサイトから autoconf 2.59 のソースをダウンロードする
  2. ソースを解凍した後、lib/Autom4te/XFile.pm にある sub lock を探し、これを無効にする。(sub lock_ にでも名前を変えて、sub lock {} というダミー関数を作るといいだろう)
  3. autoconf のソースディレクトリで configure, make, make install を実行する(これも /usr/local にインストールされるので、上の/boot/home/config/boot/UserBootscriptが必要)

また、autoconf をビルドする(使う?)には perl が必要だったと思うので、BeBitsなどから手に入れる。



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