2. 必要条件

PGG を使うためには、少なくとも一つのプライバシー保護システムの実装が必要 です。このマニュアルは、そのようなプログラムをすでに取得、インストールし ていて、基本的な使い方を知っていることを想定しています。

ディフォルトでは PGG は GnuPG を使います。そのようなシステムに慣れていな いのであれば、http://www.gnupg.org/documentation/ にある GNU Privacy Handbook (GPH) に目を通すことを勧めます。

GnuPG を使う場合には gpg-agent の利用を推奨します。それはバージョ ン 2.0 以降の GnuPG とともに配布されています。これは、どんなプロトコルを 使うかとは無関係に秘密鍵を管理するデーモンで、パスフレーズを入力してキャッ シュするための最も安全な手段を提供します (see section パスフレーズをキャッシュする)。 それが稼働している場合、PGG はディフォルトで gpg-agent を使おうと します。See (gnupg)Invoking GPG-AGENT section ‘Invoking GPG-AGENT’ in Using the GNU Privacy Guard.

PGG は Pretty Good Privacy バージョン 2 またはバージョン 5 もサポートし ます。

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