Julius 4.2
関数
libjulius/src/wav2mfcc.c

特徴量ベクトル(MFCC)系列の算出(非実時間版) [詳細]

#include <julius/julius.h>
#include <sys/stat.h>

ソースコードを見る。

関数

boolean wav2mfcc (SP16 speech[], int speechlen, Recog *recog)
 音声波形データから MFCC パラメータを抽出する.

説明

特徴量ベクトル(MFCC)系列の算出(非実時間版)

入力された音声波形から,特徴ベクトル系列を抽出します. Julius/Julianで抽出できる特徴ベクトルは,MFCC の任意次元数のもので, _0, _E, _D, _A, _Z, _N の任意の組合わせをサポートします. そのほか,窓長やフレームシフト,帯域カットなどのパラメータを指定できます. 認識時には,音響モデルのヘッダとチェックが行われ,CMNの有無など が決定されます.

ここの関数は,バッファ上に蓄積された音声波形データを一度に 特徴ベクトル系列に変換するもので,ファイル入力などに用いられます. マイク入力などで,入力と平行に認識を行う場合は,ここの関数ではなく, realtime-1stpass.c 内で行われます.

作者:
Akinobu Lee
日付:
Sun Sep 18 19:40:34 2005
Revision:
1.3

wav2mfcc.c で定義されています。


関数

boolean wav2mfcc ( SP16  speech[],
int  speechlen,
Recog recog 
)

音声波形データから MFCC パラメータを抽出する.

エンジンインスタンス内の MFCC 計算インスタンスごとにパラメータ抽出が 行われ,それぞれの mfcc->param に格納される.

引数:
speech[in] 音声波形データ
speechlen[in] speech の長さ(単位:サンプル数)
recog[in] エンジンインスタンス
戻り値:
成功時 TRUE, エラー時 FALSE を返す.

wav2mfcc.c85 行で定義されています。

参照元 j_recognize_stream_core().

関数の呼び出しグラフ:

呼出しグラフ: