Julius 4.2
関数
LM/AM/SR instance API
JuliusLib API

モデルモジュールやプロセスを直接扱う関数. [詳細]

LM/AM/SR instance APIのコラボレーション図

関数

Recogj_recog_new ()
 エンジンインスタンスを新たにメモリ割り付けする.
void j_recog_free (Recog *recog)
 エンジンインスタンスを開放する
Recogj_create_instance_from_jconf (Jconf *jconf)
 与えられた設定インスタンス内の情報に従って,新たな エンジンインスタンスを 起動・生成する.
boolean j_load_am (Recog *recog, JCONF_AM *amconf)
 音響モデルを読み込む.
boolean j_load_lm (Recog *recog, JCONF_LM *lmconf)
 言語モデルを読み込む.
boolean j_load_all (Recog *recog, Jconf *jconf)
 全てのモデルを読み込み,認識の準備を行なう.
boolean j_launch_recognition_instance (Recog *recog, JCONF_SEARCH *sconf)
 認識処理インスタンスを立ち上げる.
boolean j_final_fusion (Recog *recog)
 全てのロードされたモデルと設定からエンジンインスタンスを 最終構成する.

説明

モデルモジュールやプロセスを直接扱う関数.


関数

Recog* j_recog_new ( )

エンジンインスタンスを新たにメモリ割り付けする.

戻り値:
the newly allocated engine instance.

instance.c758 行で定義されています。

参照元 j_create_instance_from_jconf().

関数の呼び出しグラフ:

呼出しグラフ:

void j_recog_free ( Recog recog)

エンジンインスタンスを開放する

インスタンス内でこれまでにアロケートされた全てのメモリも開放される.

引数:
recog[in] engine instance.

instance.c812 行で定義されています。

参照元 j_create_instance_from_jconf(), と main().

関数の呼び出しグラフ:

呼出しグラフ:

Recog* j_create_instance_from_jconf ( Jconf jconf)

与えられた設定インスタンス内の情報に従って,新たな エンジンインスタンスを 起動・生成する.

設定インスタンス内のパラメータのチェック後,モデルを読み込み,木構 造化辞書の生成,ワークエリアおよびキャッシュの確保などを行う. A/D-in の初期化以外で認識を開始するのに必要な処理をすべて行う.

引数:
jconf[in] gloabl configuration instance
戻り値:
the newly created engine instance.

jfunc.c747 行で定義されています。

参照元 main().

関数の呼び出しグラフ:

呼出しグラフ:

boolean j_load_am ( Recog recog,
JCONF_AM amconf 
)

音響モデルを読み込む.

この関数は,与えられた AM 設定に従って AM 処理インスタンスを生成し, その中に音響モデルをロードします.その後,そのAM処理インスタンスは 新たにエンジンインスタンスに登録されます.AM設定はこの関数を 呼ぶ前にあらかじめ全体設定recog->jconfに登録されている必要があります.

引数:
recog[i/o] engine instance
amconf[in] AM configuration to load
戻り値:
TRUE on success, or FALSE on error.

m_fusion.c507 行で定義されています。

参照元 j_load_all().

関数の呼び出しグラフ:

呼出しグラフ:

boolean j_load_lm ( Recog recog,
JCONF_LM lmconf 
)

言語モデルを読み込む.

この関数は,与えられた LM 設定に従って LM 処理インスタンスを生成し, その中に言語モデルをロードします.その後,そのLM処理インスタンスは 新たにエンジンインスタンスに登録されます.LM設定はこの関数を 呼ぶ前にあらかじめ全体設定recog->jconfに登録されている必要があります.

辞書の読み込み時にトライフォンへの変換および音響モデルとのリンクが 同時に行われます.このため,この言語モデルが使用する音響モデルの インスタンスを引数 am として指定する必要があります.

引数:
recog[i/o] engine instance
lmconf[in] LM configuration to load
戻り値:
TRUE on success, or FALSE on error.

m_fusion.c596 行で定義されています。

参照元 j_load_all(), と j_process_add_lm().

関数の呼び出しグラフ:

呼出しグラフ:

boolean j_load_all ( Recog recog,
Jconf jconf 
)

全てのモデルを読み込み,認識の準備を行なう.

この関数では,jconf 内にある(複数の) AM 設定パラメータ構造体やLM 設定パラメータ構造体のそれぞれに対して,AM/LM処理インスタンスを生成 する. そしてそれぞれのインスタンスについてその中にモデルを読み込み, 認識用にセットアップする. GMMもここで読み込まれる.

引数:
recog[i/o] engine instance
jconf[in] global configuration variables
戻り値:
TRUE on success, FALSE on failure.

m_fusion.c694 行で定義されています。

参照元 j_create_instance_from_jconf().

関数の呼び出しグラフ:

呼出しグラフ:

boolean j_launch_recognition_instance ( Recog recog,
JCONF_SEARCH sconf 
)

認識処理インスタンスを立ち上げる.

この関数は,与えられた SEARCH 設定に従って 認識処理インスタンスを生成し, 対応する音声認識器を構築します.その後,その生成された認識処理インスタンスは 新たにエンジンインスタンスに登録されます.SEARCH設定はこの関数を 呼ぶ前にあらかじめ全体設定jconfに登録されている必要があります.

引数:
recog[i/o] engine instance
sconf[in] SEARCH configuration to launch
戻り値:
TRUE on success, or FALSE on error.

m_fusion.c968 行で定義されています。

参照元 j_final_fusion(), と j_process_add_lm().

関数の呼び出しグラフ:

呼出しグラフ:

boolean j_final_fusion ( Recog recog)

全てのロードされたモデルと設定からエンジンインスタンスを 最終構成する.

この関数は,認識準備のための最終処理を行う. 内部では,

  • 必要な MFCC 計算インスタンスの生成
  • 指定された LM/AM の組からの認識処理インスタンス生成
  • モデルに依存する認識用パラメータの設定
  • 第1パス用の木構造化辞書を認識処理インスタンスごとに構築
  • 認識処理用ワークエリアとキャッシュエリアを確保
  • フロントエンド処理のためのいくつかの値とワークエリアの確保

を行う. この関数が終了後,エンジンインスタンス内の全てのセットアップ は終了し,認識が開始できる状態となる.

この関数は,j_jconf_finalize() と j_load_all() が終わった状態で 呼び出す必要がある. 呼出し前には,recog->jconf に (j_load_all でともに 使用した) jconf を格納しておくこと.

引数:
recog[in] engine instance
戻り値:
TRUE when all initialization successfully done, or FALSE if any error has been occured.

m_fusion.c1246 行で定義されています。

参照元 j_create_instance_from_jconf().

関数の呼び出しグラフ:

呼出しグラフ: