julius/search_bestfirst_v2.c

第2パスで仮説のViterbi演算およびスコア計算を行う(nextscan用) [詳細]

#include <julius.h>
search_bestfirst_v2.cのインクルード依存関係図

ソースコードを見る。


説明

第2パスで仮説のViterbi演算およびスコア計算を行う(nextscan用)

作者:
Akinobu Lee
日付:
Mon Sep 12 00:58:50 2005

ここでは,第2パスにおいて探索中の仮説のViterbiスコアの更新演算, 次単語とのトレリス接続,および仮説のスコア計算を行う関数が定義されて います.

単語接続部の単語間音素環境依存性は,正確な nextscan アルゴリズムを用います. このファイルで定義されている関数は,config.h において PASS2_STRICT_IWCD が define であるときに使用されます.逆に上記が undef であるときは, search_bestfirst_v1.c の関数が用いられます.

Backscan では,デコーディングの精度を重視して,次単語とその前の単語に おける単語間音素コンテキストは仮説展開時にすべて厳密に計算されます. Backscan を行なう search_bestfirst_v1.c が,仮説の POP 時に行なうのに 比べて,ここでは仮説生成の時点で正確なスコアを計算するため, スコア精度は高い.ただし,生成されるすべての仮説に対して (たとえスタックに入らない仮説であっても)トライフォンの再計算を行なうため, 計算量は backscan に比べて増大します.

Revision
1.5

search_bestfirst_v2.c で定義されています。


Juliusに対してTue Sep 22 00:14:28 2009に生成されました。  doxygen 1.6.0