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8. ライブラリモジュール - 概要

続くいくつかの章で、Gaucheのディストリビューションに含まれる ライブラリモジュールを解説します。 これらのモジュールを使うにあたっては、特に断りのない限り、 モジュールをロードしてimportすることが必要です (通常はuseマクロが使えます。モジュールの使用参照)。

いくつかのモジュールは「オートロードされる」と表記されています。 この場合は、そのモジュールを使うにあたってあらかじめモジュールをロードしたり useしておく必要はありません。そのモジュールの束縛が使われた時点で、 モジュールが自動的にロードされインポートされます。オートロードの 詳細についてはAutoloadを参照してください。

付属ライブラリの数が増えるにつれ、必要なライブラリを探すのが難しく なりつつあります。迷ったら、必要なライブラリの探し方を 見てみて下さい。目的に合わせてライブラリをカテゴライズしています。

この章に続く3つの章で、各ライブラリについて詳細に記述します。 各章は名前でグループ化されています。 ライブラリモジュール - Gauche拡張モジュールではgauche.*という 名前を持つモジュールを説明します。これらはある意味Gaucheの基本的な 機能なのですが、使われる頻度が少ないために別モジュールになったというものです。 (いくつかのモジュールはもっと付加的なものですが、歴史的理由からここにあります)。 ライブラリモジュール - SRFIではSRFIの機能を提供するモジュールを 扱います。srfi-で始まる名前を持ちます。 いくつかのSRFIについてはGaucheのコアに組み込みになっているため、 この章には現れないことに注意してください。サポートされているSRFIの 完全なリストについては標準への準拠を見て下さい。 ライブラリモジュール - ユーティリティでは残りのモジュールに ついて説明します。データベースインタフェース、ファイルシステム、 ネットワークプロトコル、その他様々なライブラリがあります。

実行時にプログラムが特定のモジュールやライブラリの存在を検査できる 手続きがいくつか提供されています。 詳しくはライブラリの操作を参照して下さい。


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