野中先生が説明された賢慮によるリーダーシップは 以下の力が必要であるらしい (解釈が間違ってるかもしれない)。
不変の希求対象となる「人にとって善いもの」を見つける力が リーダーには必要。 目先の利益の追求に真に強い集団は要らないし、 また、そういった目的では集団が強く育つ要因を生み出し難い。
目的を達成するために集まった人それぞれが持つ経験を共有すると、 新しい発想が生み出され易くなる。 つまり創造には経験の共有を促進する雰囲気が必要で、 そういった雰囲気を作る力がリーダーには求められる。
事象を仮説をもって見れば、その本質的な点を見つけることができる。 すべきこととそうでないことの判断材料となる、 方針を決定するための詳細かつ本質を捉えた情報を 収集する力がリーダーには求められる。
集まった人々と骨格となる概念を共有するために、 その内容をしっかりと理解させる力がリーダーには必要。 方針などを共有してない集団は、集団である利点が活きない。
目的を達成するための直接的・間接的な力がリーダーには必要。 それは、政治力など、コンセプトと本質的な関係を持たないものかもしれないが、 集団が目的を達成するために必要なものだ。
自身の持つ知識 (経験を消化・昇華したもの) などを 他人に伝える力が組織のリーダーには求められる。
まとめ切れてないけど、とりあえずの覚え書き。