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Hena Hena Nikki

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2003.08.24 / Sunday

* [computer/update] nDiary ver.0.9.3 Beta21

Ruby による web 日記環境。 所謂人柱版。

* [entertainment] トリビアの泉 リアルへぇボタン

slim さんの日記などから。 おお、単体でしっかりと音を聞くとこんな感じなんだぁ。

* [myself] 今日のダラダラ

しんどくて何も出来なかった…。 ちょこっと STL の勉強をした程度で…。

* [computer] WinSCP 日本語化

Windows 向け定番 scp クライアント WinSCP の ver.2.3, 3.1 を日本語化するパッチを配布している。 WinSCP は元から日本語環境で扱うのに問題ない (ver.2.0 以降?) ので、これは「メニューやメッセージが日本語じゃなきゃ嫌だ」という人向けかな。


2004.08.24 / Tuesday

* [computer/update] KNOPPIX 3.4 Japanese edition 20040517-20040820

CD のみでブート可能な Linux ディストリビューション。 約 1 ヶ月半ぶりの version up。

* [computer/update] Gimp ver.2.0.4

非常に高機能な画像処理ツール。 今月初めに出ていた模様。

* [computer/update] ElScreen ver.1.3.2

emacsen に screen の様な機能を追加する elisp な tool。 数日ぶりの version up。

* [computer/update] howm ver.1.2

Emacsen 上で動く wiki ライクなメモとりツール。 約 3 ヶ月半ぶりの version up。

* [computer/update] 鬼車 ver.3.2.8

複数の文字コードに対応した C の正規表現ライブラリ (BSD ライセンス)。 数日ぶりの version up。

* [computer/update] pLaTeX2e 新ドキュメントクラス

奥村教授 (松坂大学) original の日本語環境向け class file。 約 2 週間ぶりの version up。

* [computer/update] Mew ver.4.0.67

emacsen な定番 mail user agent。 所謂人柱版。

* [myself] 今日のお仕事

STL の勉強や user interface の勉強など。 ダラダラとした 1 日だった。


2006.08.24 / Thursday

* [computer/update] Sleipnir ver.2.4.6

Windows 上で動く高機能なタブ型 web browser。 約 1 ヶ月ぶりの version up。

* [computer/update] Lancer 20060824

Ogg Vorbis 系ツールやライブラリの高速化を狙ったもの。

* [hobby] Re: 杏仁豆腐

sin-x さんが反応して下さった小鬼來了というお店と その系列店が美味しい本物の杏仁豆腐を出すらしい。 …でも名古屋じゃ。 orz

と言っても、 通販で買っても そんなに食べないだろうから送料もったいないし…。 まあ、12 月に名古屋行った時に食べに行けるし、もうちょっと我慢しとこう。

と思ったら、もったいないと言うほど送料かからないみたい。 これはまずい。注文しちゃいそうだ。


2007.08.24 / Friday

* [computer/update] Libxml2 ver.2.6.30

動作実績の非常に豊富な C 向け XML パーサ。 約 2 ヶ月ぶりの version up。

* [computer/update] ClamXav ver.1.0.8/0.91.2

Mac OS X 上で動く ClamAV ベースのウィルス・チェッカー。

* [computer/update] VirtualDub-MPEG2 ver.1.6.19 (build 24560)

MPEG2 形式に対応した高機能な動画編集ツール for Windows。 約 2 週間ぶりの version up。

* [computer/update] Winamp ver.5.36

skin により見た目を変えられる多機能なメディア・プレーヤ for Windows。 約 3 ヶ月ぶりの version up。

* [computer/update] Transmission ver.0.81

複数のプラットフォーム上で動く BitTorrent クライアント。 約 2 週間ぶりの version up。

* [computer] Libxml2 2.6.30 を Mac OS X 10.4 にインストールする

libiconv, zlib を事前に入れておくと吉。

$ wget -c ftp://xmlsoft.org/libxml2/libxml2-2.6.30.tar.gz
$ zcat libxml2-2.6.30.tar.gz | tar xvf -
$ cd libxml2-2.6.30/
$ ./configure --without-python
$ make && make check
$ sudo make install

CFLAGS はお好みで。

* [computer] Libxslt 1.1.22 を Mac OS X 10.4 にインストールする

libxml2, libiconv, zlib を事前に入れておくと吉。

$ wget -c ftp://xmlsoft.org/libxml2/libxslt-1.1.22.tar.gz
$ zcat libxslt-1.1.22.tar.gz | tar xvf -
$ cd libxslt-1.1.22/
$ ./configure --without-python
$ make && make check
$ sudo make install

CFLAGS はお好みで。


2008.08.24 / Sunday

* [computer/update] SoX ver.14.1.0

各種フォーマットに対応したサウンド変換・再生・保存コマンド。

* [computer/update] FFFTP ver.1.96c

Windows 定番の FTP client。 約 10 ヶ月ぶりの version up。

* [myself] 昨年の転職について

昨年、京都の機械メーカーから東京の通信事業者に転職した際の流れをまとめます。 異なる業界への転職を考えている人の参考になれば幸いです。

まず初めに、僕の大学以降の状況です。 まあ、とりあえず…、社会人になってからの年数を考えると、 変な経験をたくさんしている方かもしれませんね。

  1. 大学・大学院 (学部・修士課程・博士課程)

    代数学を専攻。 修士課程に入るまでは計算機に触れたことすらなく、 プログラミングは博士課程 3 年までほぼ完全に未経験。 ちなみに初めていじったのは elisp なのだけれど、 GNU Emacs 自体は修士課程 2 年の末くらいには触れていた。 当時の主 Emacsen は Meadow。つまり Windows をメインに使っていたわけです。

    いちおう査読のある論文誌に単著の論文を掲載したけど、 課程博士の取得はかなわず、単位取得後退学となった。 博士課程の途中で、担当教官とは違う分野で研究を進めることにしたので、 この結果については仕方のないことかなと思っている。 いや、もちろん当時はかなり悔しかったのですが。

    勘違いされると嫌なのでいちおう書いておくと、僕は旧帝大の出身ではありません。 しかも学部時代には身体を壊して留年も経験しています。 浪人はせずに済みましたが、学歴でいったら評価し辛いものがあると思います。

  2. ICT 系メーカー (社員数 200 人強, 2 年弱在籍)

    本社が大阪府にあるマルチメディア系 H/W, S/W のメーカーに就職し、 Windows GUI 方面のソフトウェア開発者となった。 ここにいる間に C, C++, Ruby を経験し (C++ はほぼ独学で、Ruby は完全に独学)、 同時にユーザーインターフェイスの基礎を学んだ。

    在籍 2 年目の中頃には、開発者でない人達を見て複数の意味で将来が不安に思えたこと、 論文博士を取得して他の道を選択し易くなったことから、転職を考え出していた (早い段階で転職を選択したのは間違いではなかったと思ってるけど、 後述するように、転職先の選択は完全に失敗だった)。

  3. 機械メーカー (社員数 2000 人強, 3 年弱在籍)

    転職斡旋業者の紹介で本社が京都府にある機械メーカーに転職し、 研究開発を担当することになった。 ここにいる間に、非ヴァーチャルのユーザーインターフェイスの組み立て、 それを支える要素技術の開発を経験した。 また、外部 (主に大学) に出る機会を多く経験した。

    Mac OS X を本格的にいじり出して Meadow を使わなくなったのも、 この会社に入ってから。 まあ、「ノートで UNIX 系 OS を使う必要があって、 比較的安価に新しく用意できるのが Mac OS X」 という弱い理由からそうなったのだけれど (Mac 向けの周辺機器や S/W を作っていた前の所属企業ではあまり使ってなかった)。

    上記の経験を積ませてもらったことには感謝しているが、 残念ながら、この企業とは相性が悪すぎた。 在籍 1 年目の末には転職を考えていたが、 所属長への恩などがあり、実際にはなかなか動き出せなかった。 この点に関しては最悪の選択をしていたと思う。 情に流されてボロボロになってしまった。

  4. 通信事業者 (社員数 15000 人強, 在籍中)

    後述する流れで、本社が東京都にある通信事業者に転職し、研究開発を担当している。 ユーザーインターフェイスの要素技術の開発が主テーマ。 今までの所属で得た経験や知識は、確かに活かせているが、 直接的に活かせているかどうかは微妙なところ。

    上司の方々のレベルがとても高く、また、待遇なども良いので、 現時点では「転職して良かった」と思ってる。 もちろん不満が全くないわけではないけれど、今までの所属を考えたら気にならない程度。

さて、昨秋の転職「機械メーカー→通信事業者」ですが、 ある転職情報サイトに登録していたことがきっかけです。 昨春、今の所属が転職仲介業者 (転職情報サイトの運営者) に 採用候補者を依頼して探していたらしく、個人的に声がかかりました。 「まあ、どうせ受かるわけないけど、面白そうだから話くらいは…」と思い、 面談 (面接試験ではない) に参加しました。 ここで今の上司達に会いました。

面談前は「この業界では間違いなく大手だし、きっと固い人達なんだろうな」などと 思っていたわけですが、 予想を大きく外して面白い方々 (でも、頭の回転の良さは予想通りだった) で、 「この人達と一緒に仕事できたら、楽しく成長できるだろうな…」と思いました。 でも同時に「受けにくる人たくさんいそうだし、まあ、受けるだけ無駄かな」とも思ってました。 なので、面談のときも「申し訳ありませんが、たぶん面接には来ません」と伝えました。 当時の所属では本当にボロボロになっていたこともあって、前向きになれなかったのですよね。

でも、面談後、京都に戻って少し経ってから、 「現状・今後を考えたら、試しに受けてみるのも悪くない」と考えるようになり、 けっきょく採用試験を受けることにしました。

今思えば、ここからが本当に大変でした。 まず最初の関門、SPI2 と一次面接。 SPI2 はほとんど対策をせずにしかも寝不足で受検し、 面接の方もどうにかその前日に頭の整理をできた程度。 本当にボロボロだったとはいえ、もうちょっとどうにかしておくべきでした。 まあ、それでも通ったのだから、かなり運が良かったのでしょうね。

ちなみに、一次面接は、基本的には自分のやってきたことと保有技術を適切にまとめて説明し、 それらを面接官 (今の上司達で、技術者) に理解してもらえれば良いといった印象でした。 また、面接官が入社後の自分に何を期待しているかを把握し、 その期待に自分が対応できる・したいか否かを表現することも求められていたのかもしれません。 まあ、後者は自然に表現せざるを得ないものですね。

SPI2 と一次面接を終え京都に戻ってから、 再び「もし通ったとしても、次に進まない方が良いかな」と少し悩みましたが、 やはり再び「良い経験が得られるかもしれないし、ちょっとくらい時間とお金を使っても次に進むべき」と考え、 SPI2 と一次面接に合格した旨の連絡を受けた後、二次面接を受けることを、躊躇いながらも先方に伝えました。

さて、ここまで来て「あれ? この人、機械メーカーの技術者だったのに、通信事業者の技術者との面接に違和感なかったのか?」 とか「長々と数学をやってた上に企業も転々として、社会人経験が中途半端なくせに…、そこは問題なかったのか?」と 思った人もいるかもしれません。 この疑問に対する回答ですが、 前者に関しては『研究開発という土台に違いはなく、また、求められている技術が同じなら、それほど違和は感じない』で、 後者に関しては『転職癖がついていると厄介だなと思われたみたいだけど、それ以上は問題視されなかったようだ』です。 どうにでもなるもののようですね。

ついでに「数学の研究ばかりをやってた計算機に疎い人間がプログラミングで食べていけるか?」ですが、 全く問題ないと思います。 むしろ学生時代に変な癖をつけてない分、取り組み方によってはかなり良いところまで行けると思います。 …とはいえ、小さな頃からプログラミングを楽しんできた人達にはなかなか敵いませんけど (ちなみに「仕事でしかプログラムを書かないのに凄いプログラマ」には、まだ会ったことがありません…)。

では本題に戻って。 次は 2 番目の関門、二次面接。 これが最終面接なのですが、最後の関門ではありません。 いちおう念のため。

二次面接は、技術畑の役員、一次面接に参加して下さった上司、 人事部門のベテランと中堅の合計 4 名の面接官で、 とても緊張してひどい内容となってしまいました。 質問の内容としては「数学の博士なのに、なぜ大学教員にならない?」 「学部で留年しているのはなぜ?」といったツッコミ系のものと 「入社後、どういったことをしたい?」といった典型的なものが中心でした。 ちなみに、面接で緊張した主な要因は、実は質問から来るものではなかったのですが、 申し訳ありませんが、それはここでは書けません。

この二次面接、正直「落ちた」と思いました。 東京を発つ際、友達に電話で「あー、たぶんダメだと思うけど、まあ、良い経験になったよ」と伝えたくらい、 手応えがなかったのです。 いや、面接官だった人事部門の方々の反応が非常に悪かったので、手応えどころではありませんでした。

暗澹とした気持ちで京都に戻って数日が経った後、転職仲介業者経由で内定の報せが届きました。 最初「あの面接内容でどうしてだろう?」と思わずにはいられませんでしたが、 「とにかく素直に喜ぼう」と考えることにしました。 前回の転職で失敗しているので、職場の雰囲気や環境が気になったりもしましたが、 最終的に「とにかく今の環境から脱しよう」と考え、内定を受諾しました。

そして最後の関門、上司や周囲への退社の説明。 たぶん採用試験よりこちらの方が大変でした。

転職することは決めたものの、上司にそれを伝えるのはとても大変に思えました。 特に転職する理由についてどう説明するかを悩み、 けっきょく、理由のうち主要なものは伝えずに強引に押し通しました。 上司が折れたのは、説得を始めてから約 1 ヶ月過ぎた頃です…。

直属の上司の説得のため、その上司の友人である更に高い役職の方など、 周囲の方々に力になっていただいたり、 自分の考えが揺るがないように頭の中を何度も整理したり、とにかく丁寧に時間をかけて対応しました。 ボロボロの状態でしたから、説得の内容は穴だらけだったはずですが、 それでもどうにか退職する方向で話がまとまりました。 退職することを関係者全員に納得していただいた時、本当にホッとしたことをよく憶えています。

以上が昨秋の転職に関する顛末です。

上述のように、今の所属企業はなかなか良いところです。 それまでの所属企業で強く感じていたプロジェクト運営に関する不満は、 ほとんど感じずに済んでいます。 「転職しても、より良い環境を得られるとは限らない」のは事実ですが、 「転職しなければ、より良い環境を得られない」のも事実です。 転職を、積極的にすすめはしませんが、 一つの選択肢として頭の片隅に置いておくことは、悪いことではないと思います。


2009.08.24 / Monday

* [computer/update] Wine ver.1.1.28

UNIX 系 OS 上で動く Windows API の実装。 開発版。

* [computer] libtiff 3.9.0 を Mac OS X 10.5 にインストールする

事前に libjpeg, zlib をインストールしておくと良さそう。

$ wget -c ftp://ftp.remotesensing.org/pub/libtiff/tiff-3.9.0.tar.gz
$ gzip -cd tiff-3.9.0.tar.gz | tar xvf -
$ cd tiff-3.9.0/
$ ./configure --enable-cxx --with-apple-opengl-framework
$ make && make check
$ sudo make install

CFLAGS などはお好みで。

* [computer] Mac OS X 10.5 の x86_64 バイナリが扱えるメモリ領域は 32 ビット幅を越える?

会社の Mac Pro (メイン・メモリ 28GB) と自宅の iMac (メイン・メモリ 2GB) のどちらでも、 32 ビットを越えても大丈夫だった。

#include <iostream>
static const size_t BUFFER_LENGTH(0x100000000);
int main(void) { char* buffer;
try { buffer = new char[BUFFER_LENGTH]; } catch (...) { buffer = 0; }
if (buffer) { std::cerr << "good!" << std::endl; delete [] buffer; } else { std::cerr << "bad!" << std::endl; }
return 0; }

上記のコードを g++ -m64 でコンパイルして実行し、good! が出ることで確認した。

カーネルが 32 ビットなのでちょっとした驚きだ。 これって本当に嬉しい事なんだけど、それでもやっぱり 64 ビット・カーネルが羨ましい。


2010.08.24 / Tuesday

* [computer/update] Wine ver.1.3.1

UNIX 系 OS 上で動く Windows API の実装。 開発版。

* [computer/update] Git ver.1.7.2.2

分散型バージョン管理システム。

* [computer/update] SQLite ver.3.7.2

軽快・軽量な SQL データベース・エンジン。

* [computer/update] DVDFab HD Decrypter ver.8.0.0.2

Windows 上で動く高機能な DVD 系メディアのリッピング・ツール。

* [computer] ウェブコーパスの一部から形態素 N-gram コーパスを作成しました

メモ。 けっこう大きいコーパスを使っている。


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